5.市販されている育毛シャンプー
市販されているシャンプーは、普通のシャンプーと育毛シャンプーに分けられます。もちろんそれぞれ細かい分類はあるのですが、普通のシャンプーはアルコール系の界面活性剤や石油系の洗浄成分を配合したものが多いです。コストの安さと高い洗浄力を特徴とします。ただし洗浄力の高さのために、汚れだけでなく頭皮が本来必要とする皮脂までも洗い流してしまうため、頭皮の乾燥を招いたり、フケやかゆみや炎症などの原因となる場合があります。
育毛シャンプーは、アミノ酸系の洗浄成分を配合しているため、頭皮や毛髪に優しく刺激も少ないのが特徴です。汚れや余分な皮脂だけを落としてくれるため、頭皮に新しい毛髪が生えやすい環境を作ってくれるのです。その結果、育毛剤の効果も十分に発揮することが可能なのです。
育毛シャンプーの中にはアルコール系の界面活性剤を含むものがあるので、購入するときは成分表を必ずチェックしましょう。ラウリル酸やラウレス酸というのが、アルコール系の界面活性剤です。それからアミノ酸系の成分としては、コカミドやココイルがあります。それからノンシリコンを謳った育毛シャンプーもあります。シリコンは髪の毛のツヤを出してくれますが、ダメージのある髪もそのままコーティングしてしまうため、髪の毛の傷みなどやハリやコシのなさにつながる場合があります。シリコン以外のコーティング剤というのもありますので、できれば無添加の育毛シャンプーを選ぶと良いでしょう。
